バイク関連のオシゴトもいくつか頂いているので
業界の内情について知る機会が多いのだが

今はとにかく
バイクが売れない 冬の時代


全盛期はおそらく80年代?
『頭文字D』
ではなく『バリバリ伝説』の頃だと思うが

年間二輪車出荷台数 推移
自動車工業会資料より作成

データが照合できる1993年以降のデータで見ると
全排気量合計の出荷台数は
1,254,254台(1993年)
  →331,207台(2019年)とおよそ1/4に
*特に原付バイクのほうが1/6と顕著

主な理由は

  • 排ガス規制による販売中止
  • 規制対応によるニューモデルの開発・製造コスト増
  • 労働人口の減少→コスト増
  • モデルの生産中止、ラインナップ減
    →魅力的な車種が減った
  • 主な購買層である若者のバイク離れ
  • 少子化による購買層の減少
  • バイクの駐車違反取締り強化

この辺だろう

特に排ガス規制の影響は多く
メーカーが
これをクリアできない車種の販売終了、
もしくはクリアするニューモデルの開発を行わないという決断をした


スズキのGSR400やヤマハ ドラッグスターのような超人気車種や
モンキーのような遊び心に満ちたマニアックな車種など廃盤となってしまった

YAMAHA ドラッグスター400
HONDA ホームページより

バッドスパイラルの中で業界がもがいている

そんななか

出るぞ!出るぞ!と噂になっていた
HONDA CT125 ハンターカブ発売のリリースが出ました

ホンダ HPより
1962年1月頃の広告

険しい山坂にマッチした新しい使い道
狩猟を始め登山・雪上・傾斜地等でも
楽しく貼りれ 大型二輪車並みの登坂力と
キャリア装置を完備して誕生

もともとは狩猟者をターゲットとしていたので
ハンターカブというネーミング

スーパーカブ125をベースに
サスペンションもストロークを長くして悪路対策を施したハンターカブ

カブ譲りの好燃費
カタログ値でリッター60km/L 越えです

カラー:マットフレスコブラウン

こういったカラーリングをラインナップするあたり
明らかに昨今のキャンプ/アウトドアブームを意識してますね

2018年5月の法改正で普通自動車免許を持っている人は
AT限定小型自動二輪の免許が取りやすくなったのですが

このハンターカブは スーパーカブ譲りの
左足でのギア操作はあれど、左手でクラッチを切る操作が要らないオートマチックとして位置付けられるバイク

さらに 出処もよく分からないが話題になっている

普通免許に原付2種免許が付帯される!

なんてことがホントに実現するとバイク業界は上向くかもしれません

悪路にも強く、デカい荷台もデフォルト

HONDA CT125

ソロキャンプならこの1台!

と言いたいところですが
こいつ、残念ながら125ccなので高速道路に乗れません

ギアも4速までしかありませんのでスピードは出ず、長距離移動にはあまり適していないと思います

しかし近くにキャンプフィールドがある人には
きっと適したバイクであることは間違いないでしょう

実は最近バイク熱が再燃

若かりし頃
前出の『バリバリ伝説』の影響で
チュウメン(中型二輪免許= 現在の普通自動二輪)を取り
ネイキッド、レーサーレプリカとオンロード系のバイクに乗っていたのですが

キャンプ熱の高まりもあり
オフロードタイプのバイクを物色中


ほぼほぼこの2台にターゲットを絞っています

が、
マンションの駐輪場に空きがなく購入に至っていません

実はこの両車種とも製造中止が決まっているもので
新車で買える期間は長くはない…

ああ、埃だらけのバイクのオーナー
早く駐輪場空けてください…

2 thoughts on “CT125|ハンターカブ”

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