南房総での二拠点生活スタートにあたり
通信環境を整えなければならず
手っ取り早いモバイルインターネットサービスを模索
日本の携帯電話網回線のインフラ(アンテナだったり基地局)を持っている
MNO(Mobile Network Operator)=移動体通信事業者は
①NTTドコモ、②KDDI、③ソフトバンク、④楽天の4社だけ
MNO | Brand |
---|---|
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MNOから回線を借りてサービスを行っているMVNO(Mobile Virtual Network Operator)事業者が格安SIMサービスを展開しているので、フツーの人はもう何が何だか解らない状況だが
4社の直系もしくはグループ会社に限って見ると、そのサービス位置付けは意外とシンプル
ちなみにソフトバンクが吸収したLINEモバイルは
元々ドコモ、KDDI、ソフトバンクから回線を借りていたMVNOだったので
ソフトバンクグループにも関わらず、依然ドコモやKDDIの回線を使っているユーザも居たりする
(自分もその一人)
2024年の契約件数シェア

また、使っている回線の種類で分けるとこんな感じ
最新の規格が5Gで
LTEとWiMAXは一世代前の4G
4G(LTE) | 5G | WiMAX | |
---|---|---|---|
速度 | 数百Mbps | 数Gbps | 数百Mbps |
サービス | ![]() ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() ![]() | ![]() |
残念ながら、
自分の新しい拠点である南房総市は過疎化が進む地域なので
しばらく5Gの電波が届くことはないと思う
以上の前提のもと
「コンセントに挿すだけ!」などの謳い文句で提供している家庭用のホームルーターサービスを調べると各社それぞれの戦略が見えてくる
ちなみに、各社名称はバラバラだが
総称としてはFWA(Fixed Wireless Access)と呼ぶらしい

まず
どのキャリアも本音としては
FWAは大容量のデータ転送が想定されるので、利用者や利用量が増えると
自社のメインである携帯電話サービス帯域を圧迫しサービスの品質低下につながるので
実は積極的には売りたい商品ではない
無制限ではなかったり、速度制限が掛かったりするのはそういった理由

NTTドコモ
とりあえずサービスとしては置いているがそこまで積極的ではない
-NTTドコモ-600x365.png)
というのも上記理由はもちろん、
NTTグループとしては無線ではなく有線の光回線を売りたいはず

4社の中で最も戦略が明確なのがKDDI
携帯電話回線メインのauブランドでは全くやる気なし
タレントを使った宣伝もしていない

その代わりに
WiMAXサービスが生い立ちのUQブランドに特化して展開
【公式】-600x365.png)
満島ひかりと松田龍平でサービスをPRしつつ、BIGLOBEやカシモなど
さまざまなMVNO事業者に回線を卸して自社のシェアアップを図っている

自分も籍を置いていた会社・ソフトバンク
他社同様、積極的に売りたい商品ではないが
サービス終了したYahoo!BB ADSL契約者の受け皿としてこの商品を位置付けているはず
工事不要、置くだけですぐに使える-インターネット・固定電話-ソフトバンク1-600x365.png)
また、かつてポケット型モバイルWi-Fiの雄だったサブブランドのY!モバイルは携帯電話回線の販売に尽力中で今では全く力をいれていない


MNOとして、最も後発の楽天モバイルはとにかくユーザ獲得に奮起しているので
携帯電話サービスだろうが、「おうちのWiFI」(FWA)だろうが、なりふり構わず売ってとにかくシェアアップを目指している感じ
-600x365.png)
春の新生活シーズンでキャンペーンも多様
自分は以前、Jリーグの中継制作に携わっていて
J3含めて全国津々浦々、地方を飛び回っていたのだが
その業務の一つとして試合後に当該試合のハイライト映像をアップロードする必要があり、
ポケット型のWiMAXルーターを契約していた
その時の使い放題契約にはからくりがあり
ルーターはWiMAX回線とLTE -4G回線両方の電波を拾えるのだが、
パケット無制限となるのはWiMAX網使用時だけで
LTE回線使用時には追加料金もしくは帯域制限が掛かるという酷いサービスだった
そんな経験もあり
千葉の南房総のなかでも人口が少ないエリアでのWiMAXサービスにはあまり期待できない

これはUQ WiMAXのエリアマップ
赤いエリアは5G専有の電波が受信可、オレンジは4G LTE網の一部を5Gとして使う準5Gエリア
黄色ははLTE-4Gだけのエリア
WiMAX網については全く記されていない
おそらく一世代前の技術であるWiMAXのエリアは今後拡大することもないだろうし、
UQ WiMAXを契約したとしても使用するのは auのLTE-4G回線を使用することになるのだろう
以前のような追加コストは発生しないようだが、
本家UQモバイルも、たくさんあるMVNOサービスも使い放題と謳いつつ、
帯域制限がかかる可能性があることは明記されている
そんな感じなのでWiMAXサービスを選びことは抵抗がある
その他のどのサービスを選んでも、実際に設置してみないとその通信環境は解らない
非常に悩ましいのだが
色々調べた中で
現時点での最良の方法を見出した
続く
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