友人から

「ソロキャンプ始めたいのだけど何を揃えたらいい?」

と相談された

その質問だけに答えるならば

  • 寝るために必要なもの
  • 食うために必要なもの
  • そこでやりたいことに必要なもの

という抽象的なことしか言えない

きっとこの質問に正解は無いと思う

もともと

キャンプとは

野外において一時的な生活をすること

らしい

なので
そのスタイルは十人十色、多岐にわたる


かつ嗜好性が高い
つまり好き嫌いの差が激しく、
さらに、経験を重ねることでそれも変化していくもの

スタイルによって
選ぶギアも変わってくるし
スタイルの変化によって買ったものをほとんど使わなくなることも多々ある

自分の場合でいえばダッチオーブンなんかその代表例だ

いつか、誰かと行ったときに使うかなー
なんて思って買ったけど、
結局、誰かと行って料理を振る舞うようなキャンプの機会もそうそうなかった

結局家でカレーやシチューを作るときに使うことのほうが多い

他にも
寝床に敷くマット

自分の場合は
砂浜だったり、柔らかい土や雑草の上など
比較的柔らかい場所でのキャンプが中心

かつ、
夕方から夜にかけての比較的暗い時間帯からスタートするスタイルなので
設営には時間を掛けたくない

そんなスタイルだと

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このようなエア注入式のマットよりも

こういう折りたたみ式のマットのほうが
使い勝手がいい

「ソロキャンプ始めたいのだけど何を揃えたらいい?」

この相談をした友人が
そもそもなぜソロキャンプを始めたいと思ったのか?
というところからヒアリングしていかないと
その正解に近い回答はできない

友人が何を見て「ソロキャンプ」に興味を持ったのか?
それがどんなスタイルのキャンプだったのか?
どんな形を目指しているのか?

はたまた、
友人が普段どういう生活をおくっているか?によっても
揃えるものも変わってくるわけです

これはキャンプに限らず、サーフィンでもスキーでも
ペットを飼うのもそう

普通のマンション暮らし、
多忙で散歩する時間もあまりない室内犬を求めている人に
グレートデンやゴールデンレトリバーを勧めるのと一緒

テレ東系で放送されたドラマ

 



ひとりキャンプで食って寝る

でも表現されていたように
同じソロキャンプでもひとそれぞれのスタイルがある

 

そのソロキャンプのスタイルについてちょっと探ってみる

入り口はここ


「お母さん、見て!見て!」

誰にも教わってもいないのに幼い子供がよく言うフレーズ


このように
人間は誰かに見て欲しいという欲求が生まれつきにDNAに組み込まれているそうです

これは、欲求の分類上
二次的欲求(社会的欲求)の中の

「承認欲求」

というもので

・他者から認められたい
・自分を価値ある存在として認めたい
という願望

YouTubeと異なり、
どれだけ「いいね」をもらっても収入を得られるわけでもないのに
Instagram に写真を投稿するのはその表れでしょう


そのInstagramで
#ソロキャンプ のハッシュタグを検索するだけでも
その様々なスタイルが見受けられる

とにもかくにもインスタ映え!

#campzine掲載希望 #ソトシル掲載希望
#camphack取材 #オシャキャン掲載希望
#campic掲載 #campfreely掲載希望
#cample掲載希望 #cample掲載希望 

こんなハッシュタグをベタベタ貼り、いろいろ希望しちゃう
自分のキャンプスタイルをとにかくみんなに見て欲しい!方

同じインスタ映えでも、
キャンプ飯のシズル感で勝負する方

素敵な私のキャンプスタイル見てね!
いやそういいながら本当は私を見てね!とアピールしている!
と勝手に勘ぐらざるをえない
私の自撮り!メインな方

2度と同じものはない
焚き火の儚さとか美しさを伝えたい方

ランタンの灯の中、
一人で呑む酒の旨さを表現する方

ソロキャンプ!なのに誰が撮影したのか?
なんて愚問は置いといて

詩的な文章も添え
自然と一体化している俺!

を表現している方

キャンプとバイクがセット、
どちらかといえばバイクが主
さりげなくクロームパーツに映り込む

バイクと旅、そしてさりげなく俺!な方

無骨感を演出!
しかし映えを意識してギアを再配置して撮影している感が拭えず
逆に不自然に見えてしまう
キャンプギアが愛おしくてしょうがないのであろう方

どう見てもソロではないけど
なんでもかんでも同じハッシュタグを貼り付けてしまうので
#ソロキャンプ に分類されてしまう方

などなど

掘り起こせばキリがない

もちろんSNSに全く興味もない人も世の中にたくさんいるので
このハッシュタグを追って見つかるものだけがソロキャンプのスタイルではない

自分の職業自体が世間的にはクリエイターに分類されるなので何かを表現することは好きだ

ちなみに自分にも人間に植えつけられているという「見てもらいたい欲」
承認欲求はある

なければこんなところに文章を綴ってはいない

インスタグラムにも写真を載せている

#ソロキャンプ のハッシュタグをつけて投稿することもある

いいね!が来ると嬉しいけど
どちらかといえば自己満足タイプ

ここまで挙げてきたソロキャンプのスタイルでいえば
シズラーな方焚き火映えな方、そしてバイクの方に近い

自慢するような高い道具で固めているわけでもなく

AliExpressで見つけてきたものや
100均、ニトリ商品などいわゆるプチプラものも好んで使う

なので

「安物買いの銭失い」

も多々経験済みだ

そんな失敗をなるべく少なくできるようなものをまとめてみようと思う

(続く)


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