オイルランタンの定番
FEUERHAND BABY SPECIAL 276
そのラインナップの中でも、
最も無骨で
価格も安いジンク(亜鉛)を使ってます
楽天の購入ログを見ると

当時の価格は
3,400円(税別)
でしたが
昨今のキャンプブーム
そしてコロナ渦の影響で輸入量が減っていることもあってか
フリマサイトでは転売もたくさん
店売りでもアホみたいに値上がりしている




こんな状況なのでちょっとは大切にしてあげよう!と…
愛着はあるけど、
ほとんどメンテせず
結構ガサツに使ってきたため
煤まみれ、泥まみれ、砂まみれ、油まみれのみすぼらしい姿だったものを掃除した
しかし、元々このジンクカラーは錆びないように亜鉛メッキが施されたマットシルバーなので
なにをやってもくすみがちな色
そこで閃いた!
亜鉛メッキを剥がしてみよう!
ちなみに
鉄に亜鉛メッキしたものは「トタン」
鉄にすずメッキしたものは「ブリキ」です
以前にブリキ缶のメッキを剥がしてエイジングした際は
物理的にヤスリを使ってメッキを剥がしました
しかし、ランタンは形が複雑なのでかなり手間がかかる
なので、熱でメッキを剥がす方法に着手
やり方は簡単
ガスバーナーで焼いていくだけ


もちろんホヤやバーナーは取り外し
タンクの中の燃料も空の状態で作業します
バーナーの炎を当てていると
その部分がロウソクが解けるように色が変わります
これがメッキが剥がれた印
ベースにダメージが無いよう
気をつけながら少しずつ剥がしていけばOK
焼き終えたら
そのままの状態ではみすぼらしいままなので
金属磨きで磨きます
マットなジンクカラーとは一味違う趣で
鏡面!
とはいきませんがなんとも言えぬ色っぽい輝きがでます


自分はあえて完璧には磨かずに
タンクのところの「FEUERHAND」や品番、「W.GERMANY」など
刻印の凹凸にコントラストが際立つようにしてみた

亜鉛めっきを剥がしたことにより錆びやすくなりますが
バーナーで焼きを入れた際に若干物理的に酸化していると思うので
がっつりと赤錆が浮くことはない!
と予想しています
しばらくこの状態で使ってみて
経過はまたここで!
[…] FEUERHAND 276 ジンクのお色直し […]